理由。

温かいミルクがたっぷりの飲み物が美味しく感じる季節になったかと思えば、昨日は真夏日でした。体がたいへん。


他の仕事をしている時から、星を見たりすることもしていたし、数秘を勉強したりしていればそれをお仕事にすればといわれたりもする。

でもどうしてもやろうと思えない。

その理由をつらつらと考えていて、いくつか思い浮かんだ。


今までの仕事を始めた大学生の頃、今なら普通にやる仕事をやってみないかと言われた時、全く自信がなくて。

神保町にある喫茶店で、先生の代理を頼まれる形でまずは講師としてスタートし、官公庁の通訳はその数年後に紆余曲折を経て一時はその仕事ばかりやっていた。


始めるためにその先生が背中を押してくださったのだろうと思うけれど、それがなければ本を書いたり、言葉についてこれほど考える世界には身を置いていなかったろうと思う。

インプットとアウトプットはいいバランスでいつだって必要なのはわかる。


でももう一つ、今までの言葉の仕事と決定的に違うことは、いつもパートナーさんがいうことだろうと思う。自分の病院を経営しているけれど、決してビジネスマンにはなり得ない人だと思う。ビジネスで医療をやる人が増えている中、医療は基本的に与えられるべき人に無償である程度与えられていいものだと思っている。


そのスタンスで今仕事をしていくことがとても大変なのもわかっているけれど、彼の気持ちと折り合いがつく部分を大事にしながらやっている。

だからそれが結果として口コミパワーが爆発することになっているのかもしれないけれど。


自分の話に戻ると、私がどうしても星を見たり、誰かの何かを払ったりする事を仕事にできないのは、それってお金をもらってやる仕事じゃないということなのかもしれない。

医療が体のケアなように、そういうことが心身のケアなのだとしたら、やはりそれもお金をもらってすることではないとどこかでとても強く感じているみたい。


それが正しいのかどうかはわからないけれど、お金が介在するやりとりも今は苦手だし、お金をもらってやることじゃないと心の奥底が思っているのならそれでいいのかなぁと思う。


自分の立ち位置を決めてかかるわけではないけれど、今の時点を理解して納得できればそこがスタートになるものね。

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